第44号

WS通信8月号

2年前、ベランダの日よけにとアサガオを植えたところ、たくさんの花が咲きたくさんの種子がとれました。

ところが、種子の保存状態がよくなかったためカビがはえて、去年のアサガオはさんざんの出来となりました。

そこで、今年はどうしようかと迷いながら、遅々に買ったアサガオの種子が育って、先日から花を付けだしました。

自分で育てたものがダメなら、いつまでも自前主義にこだわることなく、他人が育てたものを買うという発想が必要な世の中です。その最たるものがM&Aでしょうか。

 

生命保険業界において、日本生命はガリバーといわれ、戦後一貫してリーダーであり続けました。ところが今年の決算で、万年2位の第一生命に、わずかの差ながら収入保険料首位の座を明け渡しました。

虎の尾を踏んだ第一生命は、おっかなびっくりでしょうが、もはや後に引くことはできないので、「なかよしクラブ」といわれた生保業界も、これからは生き残りをかけた激しい争いを繰り広げることになるでしょう。

今回の順位変動は、明治35年わが国初の「相互会社」として出発した第一生命が、このプライドを投げ捨てて、「株式会社化」を成功させたことが、大きく寄与しました。資本市場から調達した資金で買収したアメリカの生保会社が、収入保険料の大幅な伸びをもたらしてくれました。

株式会社化という大きな決断をした第一生命の経営者に軍配が上がった格好です。

 

保険会社のような大企業は別にして、零細企業まで大きな影響を受けることになる「マイナンバー制度」がいよいよ始まります。

まだまだ先のことと高をくくってきましたが、10月から全国民に「通知カード」の郵送がはじまります。

あまり大きな声では言えないことですが、わが社の派遣スタッフの中には、地方税の未払いで、給与の差し押さえ通知が、会社に届いたことがありました。

幸いいずれのケースも話し合いで済んだため、大事に至ったことはありませんでしたが、彼らにいわせると事前に役所からは何の通知も届かなかったとのことです。

マイナンバーの「通知カード」も届かなかったといわれると大変なことになります。

10月までに、在籍中のスタッフ全員に、「通知カード」が郵便書留で届くことをアナウンスして、届いたかどうか確認する必要があります。

流動性の高い派遣スタッフを扱う当社としては、システム構築も重要ですが、何よりもまず全員が「通知カード」を、確実に手にすることに集中して取り組む必要があるようです。

 

マイナンバー制度は、税と社会保障を正しく管理するためのものです。地方税の納付、社会保険加入、生活保護の受給など、当社スタッフには少なからず関係する事柄ばかりです。

これらの諸問題を乗り越えないと、わが社に未来はありません。

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