第46号

–WS通信3月号–

suisen

暖冬で今年は春が早く来るのではと思っていましたが、3月に入るや震えあがるような寒波が襲来しました。

特に北海道では低気圧が大暴れして、交通網が乱れるなど生活にも影響が出たようです。

この時期の札幌大通り公園は、破壊された大雪像の破片がごろごろしていて、4月になってプランターの花壇ができるまでの間、一年でもっとも魅力のない風景となります。

今年の大学生の会社訪問は、桜の開花を待ちわびる3月1日に解禁され、リクルートルックに身を包んだ学生が合同企業説明会に参加するなど、就活戦線がスタートしました。

希望する会社をめざして足を運んでも、必ずしも内定がもらえるとは限らず、希望と失意と妥協が織りなす人生における特異な時期といえます。

努力の甲斐があって、内定を得て入社した人の3年以内の離職率が3割超という事実を、単にミスマッチという言葉で片づけていいものか、原因を分析して根本的な対策を講じる必要があるように思います。

職場の人間関係や職種・待遇に関する不満など、さまざまな要因が退職を決意させるのでしょう。

私の時代もこのような不平不満はありましたが、石の上にも3年我慢すれば道が開け、定年まで勤め上げれば、ほぼ老後が見通せるような会社生活が約束されているといわれていました。

いわゆる終身雇用ですが、残念ながら会社が破たんしたため、再び大企業の舞台に返り咲くことは叶わず、起業の道を歩むことになりました。

3割超の離職率の真因が終身雇用の崩壊にあるとすれば、大学生にガレージからのチャレンジを奨励し、援助する施策は国を活性化させ、国家百年の計に叶うのかもしれません。

大学生の卒業後の身の処し方として、世の流れに身を任せて「寄らば大樹の陰」を決め込むか、果敢にチャレンジして勝利を呼び込むか、二者択一の時代が到来しているのではないかと思います。

2016年(平成28年)3月吉日

代表取締役社長  中 尾 善 則

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