代表挨拶

The company presidents greeting

ご挨拶

当社は2002年(平成14年)10月1日に創業いたしましたので、今年度は20周年ということになります。思い返しますと、売上が少なく資金も乏しい赤字決算の創業年度から、リーマンショックの不況、コロナ禍による赤字決算などいくつかの苦境を乗り越え、昨年度は売上高927百万円、経常利益19百万円とV字回復を果たすことができました。これも偏に派遣先様および派遣スタッフ様ならびに従業員各位の頑張りのお蔭と深く感謝いたしております。

当社の売上の大半を占める労働者派遣事業は労働力が商品であり、売上はスタッフの勤怠データと契約単価によって算出されます。勤怠データは紙の出勤簿やタイムカード、派遣先様独自の勤怠システムなど様々です。

1人のスタッフの勤怠データは30件、現在の派遣スタッフ数は300人程度ですから、毎月9000件ものデータを入力しなければならないことになります。さらに、そのうちの8割が月末締切であるため、月始は大量のデータ入力作業に忙殺されてしまいます。

この作業は、事務員つまり人が担っています。同じ繁忙を毎月繰り返しているのですが、お正月のように1~3日が休日ですと、給与支給日は変わらないので、新年早々休日出勤ということにもなりかねません。

会社は売上を増やしたいのですが、派遣先が増え、稼働スタッフが増えれば、売上は増えるものの、入力作業も増えるため、月始の入力要員が必要になります。私はずっとこの課題に取り組んできましたが、なかなか問題解決には至りませんでした。

ところが、スマートフォンなどの端末を使った勤怠入力と給与明細電子化のシステムを知ることになり、今年度からの導入を即時に決定しました。スタッフは自身の勤怠を日々端末に入力し、これを派遣先に送信します。派遣先はこれを承認し、当社に送信します。

これによって、当社では、勤怠データの管理を日々行えるようになり、入力作業の月始集中を回避できるようになります。また、出勤簿やタイムカード、ファクシミリの用紙、給与明細、封筒などの紙が不要となり、おまけにファクシミリの送受信や給与明細封入の手間からも解放され、郵便料金もかからなくなります。

新システム移行は、多少なりとも紙の使用を減らすことで、資源保護とゴミの減量に協力することができます。経費節減によってもたらされる利益と単純作業の機械化で浮いた時間は、就業時間の短縮に振り向けたいと考えています。

本年5月からのシステム本格稼働を目指します。

代表取締役 中 尾 善 則

(代表のプロフィール)

1952(昭和27)年 奈良県生まれ 大学卒業後、新卒で生命保険会社に就職し、東京、大阪、札幌で法人営業に従事する。48歳のとき、同社の破綻により失職。その後、人材ビジネスに転じ、現在に至る。

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